お知らせ
◆JEMDRA-HAPへようこそ◆
Japan EMDR Association- Humanitarian Assistance Program (JEMDRA-HAP)とは
日本EMDR学会内の人道支援プログラムを担当する委員会です。アメリカ合衆国に本部を置く、EMDR 人道支援プログラム(EMDR-HAP)を始め、EMDR有資格者により各国で組織されたHAP(EMDR人道支援プログラム)と呼応・連携し、世界中で 起こる自然災害、戦災、テロ攻撃等の被災者への救援活動を展開しています。
EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing:眼球運動による脱感作と再処理)とは
1989年に米国でFrancine Shapiroという臨床心理学者が発表し、開発してきた、PTSD(Post TraumaticStress Disorder:外傷後ストレス障害)に対しての有効性が確認されている優れた治療方法です。PTSDばかりでなく苦痛な記憶を原因とする他の様々な症状に対して使うことができます。(EMDRの詳細はこちらをご参照下さい→日本EMDR学会)
世界中で多くの人がHAPのトレーニングミッションを通じEMDRというトラウマの効果的な治療方法を学んで来ました。HAPの対外活動 (Out-reach) は直接研修を受けたセラピストに留らず、セラピストの関わりのなかで回復した被災者やトラウマを持つ人々に広がって行きます。そしてトラウマが癒された人々と関わる全ての人々が、未来の『悲しみ・苦しみ・憎しみ』という負の連鎖による犠牲を免れ、暴力や苦しみから自由になり、心の平和が世界の平和につながっていきます。