組織
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組織形態
JEMDRA-HAP の正式名称は、Japan EMDR Association Humanitarian Assistance Program です。(新井さんの組織に関する文章チェック挿入)
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活動内容
①心理専門職のEMDR養成・・・HAPのチームは、災害で苦しむ地域の機関と連携し地域の精神保健の専門家たちに無料あるいは 減額した料金でEMDRのトレーニングを行い、継続的フォローアップをして地域を援助できるEMDRセラピストを養成します。
②地域援助活動のためにトラウマの2次災害を受けた医療関係従事者、自衛官、消防官、警察官、公務員、建設業者 その他の専門職の方々の速やかな治療、症状軽減のためEMDRセラピストを迅速に派遣します。
③災害地域の方々のトラウマ治療のため症状軽減のためEMDRセラピストを迅速に派遣します。
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活動実績
1. 2011年5月14日に開催された第 6回 EMDR学会東京大会においての呼び掛けで創設さる。地域からの参加者は無料。
2. 翌 5月15日に事前に電子媒体で届けられた直近の心的外傷に対するプロトコルや経験を基にして作られた トレーニングのためのビデオなど膨大な資料に基づき実践的な学習会を行う。地域からの参加者は無料。
3. HAPの創設構想と同時に本年のトレーニング計画や内容を震災に合わせて変更。被災地域からの専門家が参加し易いようにと 基礎トレーニング(Part 1)を山形市駅近くで8月5,6日開催予定し実施した。
4.これまでEMDRを使用していた専門家たちが直近の震災に合わせて、 危険なく速やかに使用できるように5月の東京で開催をしたEMDR緊急対応プロトコルの再学習会を開催した。
5. 白川(先生)岩手市におけるコンサルテーション
6. 市井、太田、仙台におけるコンサルテーション
7. 仁木、市井
8. 市井、院生の宮城県における個別臨床
9. 白川、岩手における -
世界平和
何千ものセラピストたちがHAPのトレーニングミッションを通してトラウマを効果的に治すことを学びましたが、 彼らはわたしたちが築き上げている希望と癒しの強力な証しです。 しかし、アウトリーチの力は、私たちが直接に接触した人々で終るのではありません。 何千ものひとたちが私たちが訓練したセラピストの手によって癒されてきたのです。 個々のサバイバーの周囲に暴力と苦しみから自由になったさらに大きい輪をなすひとびとがいます。 なぜなら、サイクルが断ち切られたからです。一回に断てるのは一人であっても。